Made in Occupied Japan

アメリカ占領下の輸出陶器が静かなブームになっています。
戦後1947~1952に日本から輸出される陶器は必ずアメリカの指示で「Made in Occupied Japan」と刻印されています。その当時、瀬戸市はこのオキパイジャパンが多く造られ、日本一忙しい街「瀬戸に行けば誰でも仕事がある。」と全国から人が集まりました。商店街を歩くのも大変な人出でした。この6年間だけの輸出向け陶器に限られていますし、裏を見れば一目瞭然。特にノベルティの人形は愛好家が多いようです。
瀬戸市末広町に「瀬戸ノベルティ文化保存研究会 瀬戸ノベルティ倶楽部」が経営しているお店があり、購入しなくてもOK写真もOKです。ぜひ瀬戸に行かれた時はお立ち寄りください。レースのドレスも見事に表現されています。
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ノベルティーの人形も所狭しと並んでいます。非売品から現代の商品も並んでいます。オキパイトジャパンは5年間の輸出品のみに裏に刻印されています。海外から収集家が探して持ち帰ったもの。瀬戸の古い倉庫の奥に忘れ去られたものもしかありません。
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このキティーちゃんは現在のものです。
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by kunio090612kh | 2015-01-27 11:19 | 瀬戸の町